現代人に合った「整体×ピラティス」の理にかなったアプローチとは?
こんにちは。整体ピラティススタジオ Personalbody の桑原です。
ピラティスは実は100年以上の歴史があります。しかし、ただ古典的な運動法を現代人にそのまま適用するだけでは、不完全なアプローチとなる可能性があります。その理由について、実際のデータや研究結果を交えながらご紹介します。
- 現代人の運動不足は深刻なレベル
国民健康・栄養調査によると、「週2回・30分以上の運動を1年以上継続」している人は、男性40代で18.5%、女性30代で9.4%にとどまります。これは運動習慣を持つ人が極めて少ない現状です。
さらに、別の調査では、日本人の成人の36%(男性)と28%(女性)が「週2回、30分以上」の運動を実践しており、歩数も1日あたり約6,200〜9,700歩と、推奨される1万歩に満たないケースが多いことが確認されています。 - 運動不足は脳にも悪影響を及ぼす
実証的研究によれば、定期的な有酸素運動は記憶や認知力、実行機能などの改善に効果があるとされています。具体的には、1年で海馬の体積が約2%増加するなど、脳の構造的改善も示されています。
また、強度の高い運動は認知機能低下やアルツハイマー病などへの予防効果が期待され、筋力トレーニングを週2回行うことで、軽度認知障害の改善を示した例も報告されています。 - ピラティスの効果にも科学的裏付けがあります
体幹筋力や姿勢改善、柔軟性・バランスの向上に効果があることが示されています。
高齢者に対しては、下肢筋力や動的バランス、歩行能力の改善、生活の質(QOL)向上にもつながるという研究報告があります。
肥満や過体重の女性を対象にしたリフォーマーピラティスでは、体組成(BMI)や筋持久力の改善に加え、うつ・不安の軽減効果も確認されています。 - 健康的な生活習慣と認知症予防には深い関係が
30年以上にわたる英国の疫学研究「Caerphilly Study」では、非喫煙、適正体重、毎日30分の運動、野菜・果物5食、適度な飲酒という5つの健康行動を継続した男性は、認知症リスクが64%低減したと報告されています。 - Personalbodyが目指すアプローチとは?
整体で姿勢と体のバランスを整える
ピラティスで神経と筋肉の協調性を強化し、運動・認知の両面を鍛える
このように、機能面にも生活環境や脳への働きかけを組み込んだ、立体的で現代人に適した運動指導を行っています。
まずは体験を
「運動が苦手」「自己流で体を痛めた」「将来も動き続けたい」
そんな方にこそ、お試しいただきたいレッスンです。客観的なデータに裏打ちされたアプローチを、ぜひ体感しにいらしてください。