筋収縮速度の秘密を探る!構造的な特徴

筋収縮速度

そもそも筋肉ってどうやって動いていると思いますか?

筋肉の中には小さなエンジン(筋節)がたくさん詰まっています。それがどんな風に並んでいるかで、筋肉の力や速さが変わってきます。今回は構造的な特徴を説明しますね。

①筋線維の配列と筋力

並列にエンジンが並ぶ場合(筋断面積が大きい)

10kgの力を出せるエンジンを

3つ並べたら、全部で30kgの力になります。これが並列の力です

直列にエンジンが並ぶ場合は筋線維が長くなります

同じ10kgのエンジンを縦に並べてみると、全体では10kgの力しか出せなくなります

②筋収縮速度について

並列で1つのエンジンが1秒間に10mm短縮した場合

並列に何個並べても全体の速度は10mm/s。速さは変わらない

直列に1つのエンジンが1秒間に10mm短縮した場合

各エンジンの短縮が合わさって全体で30mm/sに!つまり、線維が長いほど筋肉の収縮速度が速くなります

まとめ

筋肉の構造的な特徴は、筋力は並列に、収縮速度は直列に並んだ筋節の数に比例します。

これからトレーニングするときはどんなことを目的にしたエクササイズか考えてやるとさらに質が高くなります!

正しい姿勢を心掛ける事、一緒にやっていきましょうね

最後まで読んで頂きありがとうございました😊

整体・ピラティススタジオpersonalbody 桑原