【腰の筋肉と神経の秘密!】
大腰筋を通る神経や血管の重要な役割とは?
おはようございます!
大腰筋と神経は
体全体の健康に大きな影響を与えます。
今回は大腰筋と神経や動静脈の重要な役割について、その関連構造について知って、体の健康や快適な生活に役立つ知識を身につけましょう!
① 腸骨下腹神経、腸骨鼠径神経
腸骨下腹神経(T12、L1):
大腰筋の外側を通り、腹部の筋肉や皮膚に号を送る。腹部の動きや感覚に関与。
腸骨鼠径神経(L1):
大腰筋を貫通し、鼠径部や陰部、女性では大陰唇の感覚に影響します。この神経は腹部の筋肉や恥丘の皮膚に関与。
② 陰部大腿神経、外側大腿皮神経
陰部大腿神経(T12、L1):
大腰筋を通り、陰嚢や大陰唇、さらには大腿の内側の皮層に影響を与えます。
外側大腿皮神経(L2、3):
大腰筋の外側を通り、腸骨筋を越えて大腿の外側の皮膚に感覚信号を送ります。膝までの大腿外側面の感覚を担当しています
③ 大腿神経、閉鎖神経
大腿神経(L1~4):この神経は大腰筋と腸骨筋の間を通
り、足の前面や内側、伸筋群に影響します。また、膝関節
と下腿内側の感覚も担う
閉鎖神経(L2〜4) :大腰筋の内側を通り、大腿の内側の筋肉や動きをサポート
③ 腰神経前肢、動静脈
腰神経前枝:
大腰筋の深部にあり、腰神経叢を構成しています。これにより体幹や下肢の動きを制御します
動静脈:
腰動静脈は脊柱に沿って走
り、腰神経の前枝や大腰筋深
部と交差する。右側で下大静脈が並走しており、血液の循環に重要な役割を果たします
まとめ
腸腰筋に障害(過緊張、筋力弱化・過疲
労、線維化・瘢痕形成、萎縮など)が発生した場合、この筋の機能だけでなく他の筋や神経に影響を与え、症状を起こす可能性があります
腸腰筋の健康を保つことで、姿勢を維持し、身体全体のバランスや快適さを保つことが重要です
正しい姿勢を心掛ける事、一緒にやっていきましょう
最後まで読んで頂きありがとうございました!
整体・ピラティススタジオpersonal body桑原紘平