春先の寒暖差や季節の変わり目に、なんだか身体がだるい、寝ても疲れがとれないといった不調を感じていませんか。実はその慢性的な疲労感は、自律神経の乱れと筋肉の緊張が深く結びついています。
私たちの身体は相反する二つの自律神経のバランスによってコントロールされています。心身を活発にする交感神経と、心身を休ませる副交感神経です。疲労が蓄積したまま仕事や家事などの日常生活を続けると、本来休むべき時にも脳がまだ活動しなければと判断し、交感神経が優位に働き続けてしまいます。この状態が慢性化すると、いざ休もうとしても副交感神経へのスイッチが切り替わりにくくなり、睡眠の質が低下してさらに疲労が蓄積するという悪循環に陥ります。
副交感神経を優位にするためには全身の力を抜いて深呼吸をすることが有効です。しかし疲労が溜まっている方は、無意識のうちに首や肩や背中の筋肉が過緊張を起こしています。筋肉が硬くなるとあばら骨周辺の動きが制限されるため、物理的に深い呼吸ができなくなってしまうのです。力を抜きたくても抜き方がわからない状態と言えます。
自力で緊張を解くのが困難な状態の時こそ外部からの適切なアプローチが必要です。整体によって筋肉や筋膜の緊張を物理的に解きほぐすことで、いくつか生理学的な反応が促されます。
第一に血流の改善と組織の回復です。緊張して硬くなった筋肉は血管を圧迫し血流を低下させます。筋肉を適切な長さにストレッチし柔軟性を引き出すことで、滞っていた血流が再開し、疲労した組織へ酸素や栄養素がスムーズに運ばれます。
第二に代謝産物の排出促進です。血流やリンパ液の循環が改善されることで、筋肉内に滞留していた疲労物質が静脈を通ってスムーズに回収され、だるさや重だるい凝りが抜けやすくなります。
第三に呼吸の正常化と自律神経の安定です。胸周りの筋肉がほぐれることで深い呼吸が可能になり、副交感神経が優位な回復モードへと身体を導きます。
整体ピラティススタジオ Personalbody キヅク では、単に筋肉を揉みほぐすだけでなく、ご自身の身体のどこに余計な力が入っているのかという現在の状態に気づいていただくことを大切にしています。整体で身体をリセットし、ピラティスで正しい身体の使い方を上書きしていくことで、疲労を根本から改善し疲れが溜まりにくい身体を一緒に作っていきましょう。