首痛としびれの原因は?(あなたを悩ませる神経根障害)

首の骨(頚椎)は日常生活における頭や首の動きを支える重要な役割を果たします。

頚椎(首の骨)は7つの骨で構成されています。これらの頚椎の間には首の動きや衝撃を緩和する椎間板(ついかんばん)や神経が存在し障害があると、患部の痛みやしびれなどの症状が現れることがあります。ぜひ一緒に学んでいきましょう

① 上位頚椎の特性

頚椎は、上位頚椎(C1-C2)と下位頚椎(C3-C7)の2つの領域に分けることができます

C1(環椎)とC2(軸椎)は、頭部の回旋(左右の回転)を担っています

  • 例えば、首を左右に振り向く際には、C1とC2の動きが重要です。
  • 上位の可動域が制限されると、首の動き全体が制約され、下位頚椎がその分の動きを代償しようとします。

② 下位頚椎の特性

C3からC7の頚椎は、首の屈曲(前屈)、

伸展(後屈)、側屈(左右の傾き)、回旋(左右の回転)など、様々な動きを担っています。

下位頸椎の過剰な動きによって頚椎の間孔(神経根が通る通路)が狭くなり、神経根障害を引き起こす可能性があります

③神経根障害の症状

C7神経根の障害が最も頻度が高く、次いでC6神経根、C8神経根の順に影響が出やすいとされています。

頚部痛(首の痛み)や上肢痛(腕の痛み)、指のしびれや知覚障害、筋力低下などがあった場合は問題があるサインかもしれません

このような神経根障害があると、日常生活の中でさまざまな不快感や不便さを感じることがあります!

首や腕の痛みやしびれを感じたら、早めに専門家に相談してみましょう。

予防には、適切なストレッチやエクササイズを取り入れることが大切です!

正しい姿勢を心掛ける事、一緒にやっていきましょうね

最後まで読んで頂きありがとうございました😊